粗大ゴミを処分する3つの方法と費用対効果とは
自治体で回収してくれるゴミの大きさは平均して一辺が30cm角のものまでで、それ以上の大きさになると粗大ゴミとして処分しなければなりません。では、ゴミをより賢く処分するには、どうしたらいいのでしょうか?
(1)自分でゴミ処理施設へ持って行く場合
たとえば、自家用車に載せられるくらいの不用品の場合、最も安く処分するには、自分でゴミ処理施設へ持って行くのが一番です。
すべてのゴミを処理場へ運んで処理するのです。この方法が最も低料金で済みます。料金は地域によって異なりますが、100kgまでなら1,000円ほどで処分してくれるところもあります。
ただし、地域によっては持ち込みに事前予約が必要であったり、一定の大きさに切って持って行かなければ回収してもらえなかったりするところもあります。
都市部ではゴミの持込み処分ができない所もあります。 さらに、土曜日、日曜日は大抵の処理場が休みですので、それ以外の曜日に行くしかありません。
また、年末年始も休みのところが多く、パソコンの回収やリサイクル家電など、リサイクル法により受け付けてもらえない品目があります。
(2)自治体の粗大ゴミ回収に依頼する場合
自治体の粗大ゴミ回収に依頼するにしても、年末などは回収が集中するため、通常1週間~10日のうちに回収日が指定されるところを1ヶ月以上かかってしまう場合があります。
この場合もパソコンは引き取ってもらえないので、パソコンを回収してくれるメーカーに連絡しましょう。 ちなみに、回収してくれる粗大ゴミは3点で3,000円くらいです。
期日(基本的に平日の午前中)に指定された場所へ運ばなければなりません。お年寄りや女性の一人暮らしでは、重い物や大きな物で困ることもあるでしょう。
(3)不用品回収業者に依頼する場合
不用品回収業者に依頼する場合は、すべてを電話一本で済ませてくれますし、回収も当日あるいは指定日にすぐ来てくれます。
費用は業者や回収品により変動がありますが、これまでの方法と比べると、料金は一番高くなります。とはいえ、サービスも一番良いですし、自分の労力や貴重な時間を消費せずにすみますので、それをお金で買っていると考えるべきでしょう。
また、状態のよい不用品に限っては買い取ってもらえるケースもあるかもしれません。その場合は安く回収してくれることもありえるでしょう。
金額で選ぶか、手間で選ぶか
時間が有り余っている人は一番安い方法で処分したほうがお得感がありますが、時間がない社会人の方や子育て中などで貴重な時間を浪費したくない方などにとっては、すべての手間を代行してくれる不用品回収のほうが、費用対効果的に得なことも多いといえそうですね。