アウトドア商品の不用品処分方法一覧
アウトドアのスポーツ用品を処分するとき、どうしたらいいのか戸惑っている人もいるのではないでしょうか。
確かにどれも大きいものばかりで新しいものに新調するタイミングだったり、家を引っ越すので使わないスポーツ用品を処分したいなど人それぞれによっても理由があると思います。
スポーツ用品は沢山の種類がありますが、なかでも「ウィンタースポーツ」や「ゴルフ」「アウトドア」の3つのカテゴリを処分するときのポイントや方法について説明していきたいと思います。
年末にかけてアウトドアの処分を検討している人は是非参考にしてみてください。
ウィンタースポーツ関係の不用品処分
スポーツ用品の中でもスノボやスキーなどのウィンタースポーツ用品は、とにかく大きいのでかさばりますよね。
昔はよく行ったけど仕事が忙しくウィンタースポーツをやらなくなってしまった人もいれば、型やデザインが古く使えなくなってしまえば、処分するしかなくなります。どれも大きなものばかりなので処分方法には戸惑うものばかりです。
1. スキー板・スノーボード・ストック
もともと長くて重いスポーツ用品ですが、ビンディングやエッジの金属部分も含め複数の素材が組み合わさってできています。大型なので粗大ごみとして処分する場合が大半ですが、なかには半分に切って指定のゴミ袋に入れて処分すると費用を削減できます。金属部分だけはもえないごみとして処分します。ストック部分はもえないごみもしくは粗大ごみで処分します。
2. スキーウェア
衣類関係と同じ扱いになるのでもえるごみとして処分します。新品だったり状態のいいものは資源ごみとして出すこともできます。資源ごみとして出したスキーウェアは海外で洋服が購入できず困っている人にリサイクルされます。部分的に穴が空いていたり、古びているようなものは資源ごみにはなりません。自治体によっても回収するかどうか違うので事前に確認してくださいね。
3. スキーブーツ
自治体によっても変わりますが、もえるごみに分類されることもありますし、もえないごみになることもあります。30cm以上の大きさのものは粗大ごみになりますので注意してください。素材はプラスティック製のものが多いのですが、素材によってもスキーブーツの処分方法が変わりますので注意してくださいね。
他にもスキー板やスノボのメンテナンスに欠かせないものに「ワックス」がありますが、固形のものは処分するときに中身を出して新聞紙などに包んでもえるごみとしてだします。容器は中のワックスを拭き取ったうえで素材によって処分方法を変えてください。
またスプレーの場合は、中身を必ず全部使い切るようにしてください。自治体によっても変わりますがスプレー缶に穴を開ける地域とそうでない地域があります。
ゴルフ関係の不用品処分
ゴルフを趣味にしているとゴルフクラブなどの大きなものが多く、家のなかでもスペースを取ります。ゴルフクラブの材質の大きくは金属でできていますが、近頃はさまざまなものを使ったゴルフ道具などを見かけます。
ヘッド部分にはステンレスやチタン合金、アルミニウム合金などが使われています。シャフト部分はコンポジット素材やセラミック系素材、グリップ部分は天然ゴムなどゴルフの部位によっても異なる素材で組み合わさっています。
金属やゴムなどさまざまな素材が混合しているゴルフクラブは「粗大ごみ」として処分します。まずは自分が住んでいる地域がゴルフクラブを粗大ごみの対象にしているかどうかを確認します。地域によってはゴルフクラブとゴルフバッグを別々に出すところもあります。
また1回の回収で同時に持っていけるゴルフクラブの本数も違うので、本数が多い場合は確認しておいたほうが片付けもスムーズに進みます。
テントなどのアウトドア用品
キャンプに行ったり釣りに行ったりとアウトドアが好きな人にとって欠かせないものです。次々に新しく便利なものが登場しますので、古いアウトドア用品を処分し新しいものを購入する人も多いのではないでしょうか。
ただしアウトドア用品も大型のものが多いのでどうやって処分するべきか、迷いますよね。アウトドア用品ごとに紹介します。
1. テント・ハンモック
テントはもえるごみに分類され、ポールやペグの金属部分はもえないごみに分類されます。地域によってはテントやタープを一式として粗大ごみで処分する場合もあります。テントの部品に寄って処分方法が多少異なりますので、注意してくださいね。
また近頃はやりのハンモックの多くは丈夫な布や網で作られています。室内でも使えるハンモックのなかにはフレームがついていて、独立式のものもあります。
ハンモックの場合は大きいので粗大ごみとして処分しますが、ゴミ袋に入ればもえるごみとして処分できることもあります。
2. 寝袋
テントのなかで布団代わりとして使う寝袋は、一般的にもえるごみとして処分できます。持ち運びやすいように小さく折りたたみ式の寝袋も多いので、小さくまとめられるかもしくは大きなままになってしまうのかによっても処分方法が変わります。
またコットと呼ばれる簡易ベッドは、フレーム部分にアルミなどの金属、ベッドの部分にはナイロン布を使用したものを見かけます。
組み立てて使用できるのでゴミ袋に入れて捨てる方法もあります。ただし30cm以上の大きさになってしまったり、重量感のあるものは粗大ごみになります。
3. クーラーボックス
ステンレスや金属・プラスティック製などクーラーボックスの種類によってもさまざまなものが使われています。簡易的なクーラーボックスになると、ビニールの素材が使われていることもあります。
指定のゴミ袋に入るのであれば金属部分はもえないごみとして処分しますし、プラスティックなどはもえるゴミとして処分します。大きなクーラーボックスの場合は、粗大ごみとして処分する場合もあります。
まずは処分したいクーラーボックスが何でできているのかを確認するようにしてください。素材によってもクーラーボックスノア使い方が変わります。
4. ランプ
キャンプ等で使うランプやランタンは、主に金属製だったりガラスやプラスティックなどで作られているのが一般的です。これらはもえないごみとして処分するのが一般的です。ランタンのなかには燃料を使用するものもあれば、バッテリータイプのものもあります。後者のタイプでは取り外すことはできませんが、ランタンが燃料タイプを使っているのであれば中の燃料部分は出した上で処分するようにしておいてください。
5. 加熱系のもの
バーベキュー用のコンロだったりグリルの場合は、アルミやスチール等を使った金属をメインに使っています。組み立て式ですが、もともとが大きいので粗大ごみとして処分することになります。
鉄やステンレス製・カーボン・鉄板などを使ったダッチオーブンもアウトドアの便利アイテムの一つです。素材としてはもえないごみではありますが、大型のものになると粗大ゴミになります。
バーナーはもえないごみになりますが、回収するときはガスカートリッジを取り外して出すようにしてくださいね。ガスカートリッジは完全に中身を使い切ってから不燃ごみとして処分します。ガスボンベだけをまとめて袋に入れて処分します。
スポーツ用品の処分方法別に詳しく紹介
スポーツ用品の処分の仕方については説明してきましたが、粗大ごみを自分で出したことがないとやりかたがわからずに戸惑ってしまうこともあります。それぞれの特徴や処分方法の選び方も含めご紹介していきます。
1. 自治体
もえるごみ・もえないごみなどの一般ごみはもちろん、粗大ごみ・資源ごみなどのさまざまな回収をしています。一般ごみは1週間の間に2回・3回回収にくるので、所定のゴミ袋のなかにまとめてゴミとして出すだけです。
ただし粗大ごみや資源ごみは月1回・2回程度しか回収日がないケースもあります。粗大ごみは自治体によっても異なりますので、まずは処分したいものを決めて自治体に連絡します。処分したいものに合わせて費用も変わりますので事前に確認したうえで、コンビニもしくは郵便局にてごみ処理券を購入します。
粗大ごみの回収の多くは平日に行っていることが多く、日時の指定ができません。また所定の場所にゴミを自分で持っていかなくてはいけないのでその分手間も時間もかかります。費用としては自治体の回収が一番安いのですが、その分手間もかかるのは覚えておいてください。
2. 不用品回収業者
アウトドア用品など処分するものが多いのであれば、不用品回収業者でまとめて処分する方法もあります。自分で運び出すの難しいぐらい重いものや大きなもの、仕事が忙しく平日の回収は難しいなど自治体の粗大ごみでは処分が難しいケースに不用品回収業者を使う場合があります。
ごみをだすときにもえるごみ・もえないごみなどの分別が面倒な人や、できるだけ簡単に処分したい人のなかには不用品回収業者を使う人もいます。不用品回収業者であれば電話1本で回収に来るので、仕事が忙しい人であっても問題なく不用品を処分できます。
不用品回収業者のなかには悪質な業者も存在します。回収した不用品を違法投機してしまい、警察から回収するようにあなたに電話がかかってきてしまうことも…。会社の所在地が不明な不用品回収業者は信用しないようにしてくださいね。
安心して任せられる業者選びを行うようにしてください。
まとめ
アウトドア用品の処分をするときは、自治体もしくは不用品回収業者等に依頼して片付けるようにしてくださいね。不用品回収業者であれば他にも一緒に処分したいものがあれば回収でき、家のなかの不用品が一気に片付きます。
使わなくなってしまったアウトドア用品もこの機会に片付けてみませんか?不用品をそのまま残しておくと片付けが大変になってしまうので、早めに片付けてしまいましょう。