ウッドデッキの処分に困ったときに読んでほしい!注意点や対処方法
ベランダや庭をおしゃれに見せてくれるアイテムとしても人気なのが「ウッドデッキ」です。ナチュラルで優しい印象なのはもちろん、外からの人目避けになったりDIYをして楽しんでいる人もいるかもしれません。
でもこのウッドデッキを処分するのはどうしたらいいの!?と困っている人もいるのではないでしょうか。設置してしばらくすれば劣化も目立ちますし、メンテナンスが必要になります。
ウッドデッキの処分に困っているあなたにその方法や注意点、対処法も含め説明していきます。
ウッドデッキとは
ウッドデッキは以前は戸建ての庭に使うのが一般的でしたが、近頃はマンションのベランダなどに気軽に使えるアイテムも増えてきました。ウッドデッキは見た目のデザインの違いもありますが、素材については大きく分類して「天然木」と「人工木材」があります。
天然木は、DIYなどの加工がしやすく素人でも使いやすい「ソフトウッド」と、プロでないと加工ができない硬さの「ハードウッド」があります。ハードタイプのものはメンテナンスの必要はありませんが、ソフトタイプになると1年~2年ごとに定期的なメンテナンスが必要になります。肌触りも良くシンプルながらも使いやすいのが天然木の特徴です。
それに対して人工木材は「樹脂木」と呼ばれるもので、素材はプラスチックと木の粉を混ぜて使ったものです。本物の木を使っているわけではないので、シロアリなどの害虫がわきにくい特徴があります。樹脂木についても定期的なメンテナンスは必要ありません。同じようにみえるウッドデッキでもこれだけの違いがあります。
ウッドデッキのメンテナンスの必要性は?
この記事を読んでいる方は、自宅のウッドデッキの劣化が気になっていて新しいものに交換したいと考えている人もいると思います。また、引っ越しをするタイミングで庭やベランダのウッドデッキを処分したいと考えているのではないでしょうか。
ウッドデッキが劣化している状態のまま、どうやってメンテナンスをしたらいいのかわからないからと、そのままにしてしまっている人もいるかもしれません。そもそも木材だし多少劣化しても放置しておいていいのでは!?と思っている人もいると思います。
劣化の多くはウッドデッキの塗装が剥がれてしまったことによる腐食です。本来ウッドデッキには劣化を防ぐ為に保護剤のようなものが塗られています。常に紫外線にさらされ雨風を浴びているウッドデッキは、もともと劣化しやすいものです。
部分的に塗装が剥がれて雨水が中に入り込んでしまい、木材の腐食を進めてしまうことになります。見た目ではそこまでわからないので気付かずにそのまま使い続けていて、劣化を進めてしまうことも。
劣化してしまったウッドデッキをそのままにしているリスクはいくつかあります。1つ目は、先程も少しお伝えしましたがシロアリによるリスクです。きちんとしたメンテナンスをしていないウッドデッキは、シロアリが大量発生していることもあります。
ウッドデッキの大きさは小さなものでもそれなりのものになるので、シロアリが発生するとあっという間に広まってしまいます。
自宅だけでなく近隣の住宅にまで被害が出てしまい収集がつかなくなってしまうことがあります。また自宅でも想像もつかないスピードで繁殖してしまいウッドデッキとしては使えなくなります。
ウッドデッキは使いはじめて10年もすれば劣化が進んでいきますので、長期的に使っているのであれば一度状態を確認してみましょう。きれいに見えているウッドデッキであっても状態が悪化していたり、よく見たらシロアリが繁殖していた…なんてこともあります。
また、一番怖いのが雨風を浴びると木は膨張しますが、晴れると乾燥します。この繰り返しを行うことによって、ウッドデッキに歪みが出てしまい倒壊の危険性も考えなくてはいけません。ウッドデッキはメンテナンスが必要なことも忘れてはいけません。
ウッドデッキは自分で処分できる?
ウッドデッキを自分で処分してできるだけ費用を押さえたい人もいるのではないでしょうか。解体してもゴミとして粗大ごみに出すと手間も時間もかかります。それなら自宅の庭で燃やして処分できないものか?と考えている人もいるかもしれません。
庭が広い人にとっては一番簡単な方法ではあります。ただし庭でウッドデッキを燃やすのは「違法行為」になります。基本的に日常生活を送るうえで必要なケースを除き、庭で燃やしてはいけないとルールで決まっています。
例えばストーブを使うのに薪として使うなどの燃料として必要な場合は、燃やすのは仕方がないものとして認められています。ただし燃やすことによって有害ガスが発生しますので、周囲にある家に配慮をしながら行うようにしてください。ウッドデッキの場合は、自分で処分するのは難しいので所定の方法で処分する必要があります。
ウッドデッキを処分するにはどうしたらいい?
ウッドデッキが劣化していて、処分を考えている方もいるのではないでしょうか。どんな方法で処分できるのか、具体的な方法をご紹介します。
1. 自治体の回収
ウッドデッキの処分方法として最も一般的なのは、自治体に回収を依頼する方法です。自治体によって回収方法が変わりますので、お住いの地域で確認してくださいね。ウッドデッキを処分するときは、指定されたサイズ内にウッドデッキを解体したり切断する必要があります。
事前に自治体に連絡をしたうえでゴミの回収日を決めますが、平日しか回収していないこと、時間帯の指定ができず自治体が決めた日時に所定の場所まで持っていく必要があります。またコンビニもしくは郵便局にて粗大ごみ処理券を購入し、貼り付けて出します。
これは回収にかかる手数料のようなものでシールがないと回収はできません。ウッドデッキの取り外しや解体等全て自分で行わなくてはいけません。処分費用は比較的安価ですが、その分少し手間がかかります。
また、車を持っている人であれば処理施設に直接持ち込む方法もあります。ウッドデッキは重いですし大きいので車がないと難しいと思います。
2. 不用品回収業者に依頼
ウッドデッキの処分を不用品回収業者に依頼する方法もあります。自治体よりも費用はかかりますが、土日祝など希望の日時に回収でき混雑具合によっては即日回収を依頼できることもあります。
不用品回収業者はウッドデッキの解体から運び出し、処分などの一通りの作業を依頼できるので、自分たちで所定の場所まで持っていくのが難しい人にもおすすめです。また、仕事が忙しく限られた日時しかゴミが出せない人、引っ越しなどですぐに処分したい人など、一刻も早く処分したいと思っている人にとっても不用品回収業者は最適です。
ただし年末年始などの混雑する時期はすぐに対応できないこともあるので、処分を考えたらお早めにお電話にて問い合わせを行うようにしてくださいね。
3. リサイクルできる
ウッドデッキでも設置したばかりだったり、間違えたサイズを買ってしまったなど状態がいいものであれば、リサイクルに出せる場合もあります。
状態が良いなら捨てて処分してしまうよりもオークション、リサイクルショップに持って行ったほうが少しでもお得になります。
ウッドデッキの需要は高いですし、質が良いものになると高額買取にも対応してくれます。中古でもどのぐらいの価値になるのか見積もりにだして確認してみてください。
また友人でウッドデッキを探している人がいないかどうかを探してみると、意外ともらってくれる場合もあります。ウッドデッキは高額なものもあるので、喜んでもらってくれることもあります。
ウッドデッキの処分方法については、何を優先基準にするのかによって決めるのをおすすめします。できるだけ費用を押さえたいのであれば、自治体がおすすめですし、一刻も早く処分したいのであれば不用品回収業者、少しでもお金にしたいならリサイクルショップなど、処分方法を決めるようにしてください。
ウッドデッキの処分は不用品回収業者がおすすめ
ウッドデッキの処分方法に迷っているのであれば、不用品回収業者をおすすめします。
ウッドデッキを処分するのはすごく手間がかかいますし、解体から回収までの一通りの作業を一貫して依頼できるので処分方法で悩むこともありません。
時間や手間をかけずに処分できるので、急ぎで処分したい人にとっても強い味方です。
またウッドデッキ以外にも処分したいものがあるなら、一緒に処分できます。例えば庭にある植木を処分したい、家のなかにある不用品も一緒に回収して欲しい人にもおすすめです。
家具・家電など関係なくさまざまな不用品を一気に片付けることができます。実は他にも処分したいものがあったけど、処分するのも高額なので諦めていた…なんて人がいれば不用品回収業者はおすすめです。
ただし不用品回収業者のなかには少数ながら悪質な業者も存在します。価値のある品物を全く価値のないものとして回収したり、不用品を持ち去ってしまったり、不法投棄をするなどの危険性もあります。こういった悪質な業者を利用してしまった場合、依頼者側の責任にもなってしまいます。
不法投棄されてしまった家具・家電の回収をしなくてはいけないなど、処分してからの手間がかかってしまうこともあります。法律違反になってしまいますし、不用品回収業者はしっかりと比較した上で選ぶようにしてくださいね。
まとめ
ウッドデッキの処分に困ったとき、不用品回収業者も選択肢に入れてみてくださいね。即日の回収もできますし、面倒な解体作業も必要ありません。なかにはシロアリが繁殖してしまったウッドデッキを処分するどころか触るのもちょっと…なんて人も多いのではないでしょうか。
自分で処分すると大変なウッドデッキがあっという間に片付き、きれいになりますよ。不用品回収業者に是非お任せ下さい!