いらなくなったガスコンロを適切に処分する方法とは
どこの家庭にも1台は設置されているガスコンロですが、その処分方法にお悩みの方もいらっしゃることでしょう。
近頃はオール電化も広く普及してきて、引越し先の新居ではガスコンロがいらなくなったという機会も増えています。
サイズが小さいモノならば不燃ゴミや粗大ゴミとしての処分も可能ですが、それぞれの自治体のルールによって回収できるものとできないものがあるので、処分の際には注意が必要です。
まずは相談してみましょう。
ガスコンロを処分する際には、まずはお住まいの自治体に問い合わせて、処分方法を尋ねましょう。
不燃ゴミとして普通にゴミステーションに出してかまわないところもありますが、粗大ゴミとして有料での回収になるところもあります。
ただ、いずれの場合も、ゴミ収集所までは自分で運ばなければなりません。
ガスコンロはかなり重く、おまけに油が付着している場合、運び出す時に家の中を汚す恐れもあって、一人で運ぶのは難しいでしょう。
また、ビルトインタイプのような大型のガスコンロは産業廃棄物に分類されるので、不燃ゴミや粗大ゴミとして捨てることができません。
いがいに難しい処分方法
まだ新しいガスコンロであれば、リサイクルショップに売却するという方法もありますが、ガスコンロは汚れやすいものですから、いくら新しくても油がべっとり付着しているようなものでは、引き取ってもらうことはできないでしょう。
それに、説明書や付属品が完全に揃っていなければ、ほとんど値段が付かないということが多いです。
いずれにせよ、この方法も自分でショップまで運ばなければならないので、一人暮らしの方が急な転居などで処分しなければならないような場合には難しいでしょう。
依頼前には必ず確認を
「急に処分しなければならない」、「自治体では回収してくれない」という場合には、不用品の回収業者を利用するのが一番です。
急な依頼であっても、早い業者ならばその日のうちに自宅まで回収に来てくれます。
産業廃棄物も回収してくれる業者もあるので、処分に困るガスコンロでも大丈夫です。
ただ、業者によって回収できる対象は異なりますから、まずは問い合わせてみましょう。
回収料金もまちまちで、安いところでは千円程度から引き受けてくれますが、サイズが大きいものの場合、高いところでは1万円以上請求される場合も考えられます。
依頼前にまずは無料で見積もりを出してもらい、追加料金の有無などもよく確認してからお願いするようにしましょう。