引越の際に失敗しない粗大ゴミの出し方
今回は、引越し時のゴミを効率よく処分するための理想的な段取りについてご紹介したいと思います。
引越しの際に出るゴミや不用品の処分には、多くの時間と労力がかかります。大量に出るゴミを効率よく処分するためにも、事前に下準備を済ませておきましょう。
1.処分に取り掛かるのはいつがいい?
ゴミや不用品の処分に取りかかるベストタイミングは、引越し予定日の1ヶ月前からです。当日にいきなりやろうとすると、ゴミ捨てや回収依頼が間に合わず、いらないものまで新居に運ぶことにもなりかねません。スムーズに処分できるよう、下準備はしっかりしておきましょう。
2.下準備のスケジュール
効率よくゴミを処分するために、次のようなスケジュールをたてておきます。
引越し予定日の1ヶ月~2週間前
- 自治体の分別ルールと回収スケジュールを確認
- 大型家具・家電などの処分方法の決定
- 引越しを依頼する業者に不用品回収サービスがあるか確認
- 大きなゴミ袋を購入
- 粗大ゴミ回収の予約
引越し予定日の1週間前
- 冷蔵庫内の食品の消費計画を立てる
- 引越し直前に出すゴミをまとめ始める
失敗しないゴミ処分のコツ
また、ゴミの処分に際しては、失敗のないように次のポイントもおさえておきましょう。
- 早めに取り掛かり、一気に片付けようとせず、少しずつ
- 「いつか使うだろう」と思うものは捨てる
- リサイクルショップなどで引き取ってもらう場合は、運送手段を確保
- ゴミの種類ごとに「なにを」「いつ(いつまでに)」「どこに」「どうやって」処分するのかを決めておく
3.ゴミの種類
ゴミは、可燃ゴミ・不燃ゴミ・資源ゴミ・粗大ゴミ・有害ゴミの5種類に分けられますが、自治体によって種類や分別方法が異なる場合があるので、事前にホームページや配布物などでチェックしておきましょう。
可燃ゴミ
服・生ゴミなど
不燃ゴミ
金属類・陶磁器・ガラス・刃物・CDなど
資源ゴミ
新聞・雑誌・ダンボール・紙パック・ビン・缶・ペットボトル(ペットボトルマークがあるもの)・発泡スチロール・パソコンなど
粗大ゴミ
家具・家電・カーペット・布団・自転車・掃除機など
有害ゴミ
乾電池・ボタン電池・蛍光灯・電球蛍光灯など
また、ゴミの処分は必ずお住まいの自治体のルールに従って行いましょう。
4.当日になって慌てないために
引越し準備は、住所の移転手続きなどやることが多く、ゴミの処分はつい後回しにしてしまいがちですが、当日になって慌てることのないよう、早めに取り掛かることが肝心です。
参考になれば幸いです。