忙しく後回しになっていた遺品整理も年内に片付けよう
今年もあと数ヶ月…なんて年末が近づいてくると思う人もいると思います。年内に片付けなくてはいけないとは考えているものの、仕事が忙しくついつい後回しになっていることもあるのではないでしょうか。
特に多いのが故人の遺品整理が終わっておらず、年内には…なんて声を聞くこともあります。年末は混み合うため年内の遺品整理をお考えのかたは、早めのスケジュール計画をおすすめします。
遺品整理の片付けのタイミングは人それぞれ
遺品整理はいつかはしなくてはいけないもの…だと頭ではわかっていても、いつ片付ければいいのか、気持ちの整理がつくまでと後回しにしてしまいがちです。遺品を片付けてしまうと、本当に故人とお別れをしていような気がして、なかなか進まないという人もいるのではないでしょうか。
賃貸物件に住んでいて遺品整理をいつまでにしなくてはいけないケースだと先伸ばしにはできません。このように期限が決まっているならまだしも持ち家など急ぎで片付けなくてもいいケースもあります。葬儀が終わってから遺品整理をしないと…と考えていたらあっという間に時間が過ぎてしまったなんてことも。
また遺品整理をしたいと思っていても、仕事が忙しかったり今年だとコロナの影響でバタバタしているうちにあっという間に時間が過ぎてしまったなんてことも…。
残された遺族にも生活がありますし、まずは仕事だったり学校など日々の生活を取り戻していかなくてはいけません。遺品整理のタイミングは遺族の人それぞれ違って当たり前です。なかには「今年こそは」と年内の片付けを考えている人もいるのではないでしょうか。
もし決心ができたのであれば、一つ一つ丁寧に向き合いながら、遺品を片付けていきましょう。処分方法に困っているような遺品整理の片付けもお手伝いいたします。
遺品整理を一人で片付けるのは大変
いざ、遺品整理を決めたとはいえ一人で片付けるのは想像以上に大変です。例えば年々進んでいる核家族化によって故人と遺族が一緒に住んでいないことも多いのではないでしょうか。
その場合、遺品整理をするために実家に行き作業をしなくてはいけません。実家が遠方になると何度も移動しなくてはならず、日時が限られてしまいます。仕事の休みのたびに片付けてなんてやっていたら時間も交通費などのお金も厳しい…なんて人もいると思います。
特に遺品整理の範囲が広い一軒家になると、1日では終わらないので片付けが後回しになってしまいます。ちょっとしたゴミなら自治体で無料回収も依頼できますが、家具や家電になるとそうもいきません。粗大ごみの回収を申し込んだりと手続きも大変です。
「遺品整理で仕事を休ませてください」と認めてくれる会社ばかりではありませんよね。
また、遺品整理をするにも気持ちの整理がついている人ばかりではないと思います。遺品に向き合うとはその人の死と直接的に向き合うことをいいます。時間が経過していてもその遺品に触れるのは、精神的にも大きな負担になります。
特に急に亡くなるなど死を想定していなかった相手が亡くなったときは、心身ともに負担が大きくなり遺品を手にしても処分できないなんて人も少なくないのです。
遺品整理は業者など手伝ってくれる人も必要
遺品整理の時間が経てばたつほど、一人で片付けようとするのはおすすめしません。「片付けたい」と前向きな気持ちを持って遺品整理に向き合う気持ちが出てきた今だからこそ、思い切って片付けていきましょう。もちろん一人ではなく家族や友人、業者など一緒に片付けてくれる人がいるのがベストです。
理由1. 短時間で片付けられる
仕事が忙しいと遺品整理にかけられる時間も限られてしまいます。長い時間をかければいいわけではありませんし、いかに短時間で遺品にしっかりと向き合えるかどうかが大切です。
仕事の休みに遠方の実家に来て遺品を片付けて戻ることを考えれば、短時間でサクッと片付けられるに越したことはありません。気持ちの面を考えるうえでも一人でダラダラ作業をするよりも、短時間で済ませて部屋のなかを片付けてしまいましょう。
不用品を処分したあとに部屋の掃除をしたり、思い出の品を整理する時間にしたほうが懸命です。
理由2. 家具・家電の処分は大変
遺品のなかには、故人が使っていた家具・家電などが残されていることもあると思います。これらの大きなものを処分するのは自治体の無料回収では対応してもらえません。指定された回収日に持って行く有料の自治体回収もあれば、不用品回収業者に依頼することもできます。
所定の場所まで持ち出さなくてはいけないことを考えると、人手があるにこしたことはありませんよね。また持ち運ぶのが難しいものは回収業者に依頼すれば、すべての作業を依頼できます。
理由3. 遺産相続のトラブルになりにくい
遺品整理を始めるときに親族間で連絡をしていないと、後々トラブルになることもあります。特に一人で片付けてしまうと貴重品がないだとか宝飾品の有無などで揉めることも考えられます。
親族間が疎遠の状態だったり、仕事が忙しく連絡できていないなんて人もいると思います。遺品のなかに金銭的な価値のあるものが紛れている事も考えられますので、遺品整理はできるだけ一人でせず、できれば専門業者などと一緒に行うほうが安心です。
遺品整理は一人でしなくてはいけないものではありません。自分でなんとかしなくてはと責任を感じてしまうと心身ともに負担が大きくなってしまいますし、いつまで経っても片付けが進みません。
誰かと一緒に片付けることで気持ちが楽になったり、新しく気がつけることもあると思います。時間的な余裕もできるのは大きいですし、片付けられたことでほっと肩の荷が降りるのを実感できるのではないでしょうか。
不用品回収業者は年末よりも早めのご依頼がおすすめ!
遺品整理で不用品回収業者に依頼しようと考えている人もいると思います。年末に大掃除の時期なのもあり、依頼が集中してしまいがちです。不用品回収業者のなかには繁忙期になると回収費用を値上げしているようなところもあります。
また希望日での回収が難しかったり、少し荷物が増えただけでも対応してくれないなんてことも…。特に遺品整理については、年内に片付けてしまいたいと考える人も多く、依頼してすぐに対応してくれると限りません。
仕事が忙しく片付ける時間が限られている人や、この日でないと難しいなどの希望がある場合は、早めに相談して片付けるスケジュールをたてるのをおすすめします。繁忙期以外のほうが柔軟に対応できる業者も多く、満足してもらえるはずですよ。
ただし不用品回収業者のなかには回収した大切な遺品を不法投棄したり、勝手に買取に出してしまったりしてしまうような悪質な業者も存在します。せっかく遺品を整理したい!と決めて依頼してくれたのに、あなたの気持ちを考慮しないような業者も存在します。
遺品整理を依頼するときは、過去の実績も含め本当に任せられるのかも含め考えるようにしてくださいね。相場よりも安価だったり、ポストに投函しているような不用品回収業者に依頼するのはおすすめしません。大切な遺品だからこそ信頼できる業者選びをしてくださいね!