防災のためにも家の中の片づけは必修!今一度見直そう
近頃はなにかと日本のあちこちでも災害が続いています。そんなニュースを見る度に「今度はうちにも被害ができるのでは!?」とヒヤヒヤしている人も多いのではないでしょうか。
そんな災害大国の日本だからこそ、ゴミ屋敷とはいかないまでももので溢れかえり散らかった状態だとさまざまなリスクが考えられます。部屋のなかが散らかっていることであなたの家族の命にも影響することだってありますね。
こんなご時世だからこそ、今一度家のなかを見直し片付けてみませんか。
散らかった部屋は災害時にリスクにしかならない
いつも生活している部屋が散らかっているものの、日常には支障がないからとそのままにしている人もいるかもしれません。いわゆる足の踏み場もないほどのゴミ屋敷でもない限り、早急に片付ける必要なんてないのではと安易に考えている人も多いものです。
確かに通常であればそれでも問題ありません。ただ今の日本は地震や洪水・火災などの自然災害によるリスクがいつどこで起こるかわかりませんよね。今回は自分が被災者にならなかっただけで、今後も関係ないとは言い切れないのです。
実際に洪水や浸水の被害にあっている人の多くが予想外に水が家のなかに来てしまいほとんどのものがダメになったなんて声も聞きます。買ったばかりのものでも長く愛用していたものであっても、自然災害は待ったなしです。
家のなかが散らかっていると災害時に慌てて足をくじいてしまったり、家具が転倒してしまう危険性もあります。また避難路をもので塞いでしまい避難が遅れてしまうことも考えたてます。
またコンロやストーブなどの火が燃え移り、火事になってしまうことも考えられますね。自然災害はいつやってくるかわかりません。この道で逃げればいいと思っていても、家具や家電や倒れてきてどうにも持ち上がらないことだって考えられますね。
また頭上にガラス製品や重いものを置いていると、地震で落下してしまい怪我の原因になることもあります。散らかった部屋のなかには何がどこにあるかわからないからこそ怖い一面もありますし、災害で逃げられなくなるリスクも踏まえて考えなくてはいけません。
散らかっている部屋は災害ではリスクにしかならないことを今一度考え、本当に今の状態で家のなかは大丈夫なのか?避難できるのかをかんがえてみて下さい。
防災を考えるのであれば片付けるべき場所とは
家のなかで防災を考えたときにまずは片付けるべき場所を説明します。
1. 寝室
災害の被害にあうのは起きているときとは限りません。寝ているときに地震が起きて家具などの転倒や落下、移動などが原因で怪我をすることもあります。寝室に荷物が積み上がっていたり、足元にゴミが散らかっている状態だと万が一のときに逃げられなくなってしまいます。
地震では揺れ方によってもどんな被害が出るかはわかりません。寝室が散らかっている人の場合は、まずは寝室に余計なものをおかないことを意識して片付けるのをおすすめします。頭よりも高い位置にある家具は転倒の危険性があります。
どうしても設置しなくてはいけないときは、転倒防止器具などを使ってしっかりと固定します。またガラス製品などが寝室にあると、地震で割れてしまう危険性もあります。寝ているときに上に倒れてきたり、寝室からの避難路を塞いでしまわないように見直す必要があります。
ベッドを降りたときの床にもものが散らばっていると慌てたときに怪我の原因になります。足元はいつでもすっきりとできるように見直していきましょう。
2. 階段
移動の中心となる階段に何かとものを置いてしまっていませんか?部屋には置くスペースがないからと階段周辺にものを積み上げてしまっている人をよく見かけます。新聞や日地用品、使わなくなったものなど階段周辺に置いたまま忘れてしまうことも…。
上の階に行くついでに置いてそのまま長期間放置になっているなど、さまざまなご家庭があると思います。通常であれば多少スペースが狭くなっていても階段が使えれば問題ありませんが、地震などの災害時は冷静に判断できないことがほとんどです。
ゴミを誤って踏んでしまい落下してしまう危険性もあります。1階はリビング、2階は寝室にしているご家庭も多いので慌てて避難することになったとき、階段周辺が散らかっていると大変なことになります。
またゴミ屋敷のお家などは階段にもゴミが敷き詰められている状態のこともあります。普段2階に行くことがないから…などの理由もあるかもしれませんが、階段はどんなときでも使えるようにキレイに整えておくのをおすすめします。
3. 玄関
人の出入りが多い玄関ですが、あると便利だからとなにかとものが多くなってしまいがちな場所でもあります。傘や靴が玄関を占領してしまっている人もいるのではないでしょうか。
また、子どもがいる家はベビーカーや三輪車などが玄関でスペースを取ってしまっている場合もあります。玄関は災害時に逃げる経路でもあるので散らかっていると逃げるときに大変です。自分の靴がどこにあるのか探さなくてはいけません。
特に真っ暗で電気もつかないなか靴を探したり、傘をどかしたりしていたら逃げるのも時間がかかってしまいます。玄関にあると便利なものでも、使う頻度の低いものはできるだけ置かないようにしてください。
靴は靴箱にしまうようにして玄関に散らかったままにならないように注意します。家のなかでも玄関はものが多くなりがちな場所ですので、注意してくださいね。
4. 水回り
震災時に水が出なくなってしまう可能性があるので、台風などの予報が出たらお風呂場に水を溜めて貯水しておくご家庭も多いと思います。お風呂場や洗面台など水回りが散らかっていると貯めることもできません。
衛生面の問題もありますし、水回りはいつでもきれいにしておくようにしてください。部屋のなかに置けない荷物をお風呂場などに置いたままになっているご家庭もあります。
また家のなかを片付けるにしても水回りが使えないとどうにもなりません。水回りの周辺にものが溢れかえってしまうことのないように注意する必要があります。
防災の為にも不用品回収業者で部屋を片付けよう
いつ災害に巻き込まれるかわからない時代だからこそ、部屋を片付けておかないと取り返しのつかないことになります。家のなかに積み上げられたゴミが頭の上に落ちて来て怪我をしたり窒息する原因になるかもしれません。一度家全体を見直してみてもし災害でこのあたりは危険かな?と思える場所があれば早急に対策するのをおすすめします。
ただ片付ける範囲が広く、自分で片付けるには限界があったり、大型の家具や家電も一緒に処分したい、何から片付けていいのかわからないときは不用品回収業者におまかせしてみませんか。
不用品回収業者であればゴミの運び出しや回収・搬出・処分などの一通りの作業をすべて依頼できます。家のなかを見直してみて広範囲に渡って片付ける必要がある場合は一人で片付けるのは限界があります。高齢で重い荷物の運び出しが難しい場合なども含め、あっという間に処分できるので余計な手間をかけません。
■まとめ
防災を考えたときに、まずは部屋のなかをきれいに片付けておきましょう。散らかった家のなかではどんなリスクがあるのかわかりませんし、怪我の心配もあります。不用品回収業者に任せていただければ忙しい方でも、安心して処分できますよ。