仏壇の処分を業者に依頼してよかったことの体験談
高齢の母が引越しをする際に困った仏壇の処分
私の母は実家の団地に一人暮らしをしていたのですが、85歳になりいよいよ足腰が弱くなったので、姉と同居することになりました。
引越しの際に荷物を整理しなければならないのですが、50年以上も団地住まいとあり、家具が多くて処分するのが大変でした。
特にタンスと仏壇は姉の家に運び入れることはできずに処分する必要があったのですが、私も姉も実家からは電車で2時間半以上かかるところに住んでいたので、早々引越し準備の為に帰ることはできなかったのです。
母は昔の人ですので仏壇の処分に関しては非常にこだわり、まずお坊さんを呼んで魂抜きをして貰い、それからお寺に持っていてお炊き上げして貰って欲しいと望んでいました。
しかしその為に何度も実家に帰ることができずに悩んでいたのです。
不用品回収業者に仏壇処理を依頼
そんな時に自宅に入っていた不用品回収業者のチラシを見ると、「仏壇も回収」と書いてあるところを見つけました。
すぐに電話をして聞いてみると、仏壇もきちんとお寺に依頼して魂抜きと供養をしてくれるとのことです。
しかも仏壇の中身を空にしておけば、梱包は宅配業者がしてくれますので、母一人でも対応ができるとのことでした。
とても有難いと思ったので早速仏壇はその不用品回収業者にお願いをしました。
母はまだ納得していない様でしたが、私と姉とが「ちゃんと供養してくれるから大丈夫」と説得しました。
宅配業者はこちらの指定した時間通りに来てくれて、手早く梱包して運んで行ってくれたそうです。
後から写真と証明書が送られてきたこと
仏壇の処分の流れについては不用品回収業者から一通り説明を受けていたものの、私も姉も今一つその後が不安でした。
敬虔な仏教徒ではありませんが、母があれ程大切にしていた仏壇ですので間違いなく供養して欲しいと思っていました。
そして1週間程経った頃、その不用品回収業者から書類が届きました。
中にはお坊さんが我が家の仏壇に向かってお経を唱えている写真と、お炊き上げをしている写真、そして証明書でした。
これらの書類を母に見せたところやっと安心してくれました。
他の家具ならば一気に不用品回収業者に頼めるのですが、仏壇はやはり信頼のできる業者に頼むべきです。
我が家ではこの仏壇の問題が解決したことで一気に母の引越し準備が進み、無事に姉の家に収まる家具の量に減らすことができました。
私も仏壇の為に何度も実家に帰る必要がなくなり、仕事を休まずに済んだので助かりました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
なかなか仏壇の処分を行うのは気を使いますね。
このようなお悩みの時にはお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております。