カーポート設置選びのチェックポイントとは
ここでは、初めてカーポートを設置するという人向けに、事前にチェックしておきたいポイントをご紹介していきます。
車のサイズを把握する
カーポートには広いスペースが必要で、車種や保有台数によっても駐車スペースの広さは変わってきます。
また、ワンボックスタイプのような高さのある車種の場合は、寸法も知っておく必要があります。
間口の大きさを決める
車がカーポートを出入りするときには、曲線的な動きをします。そのため、車の回転半径を考えてカーポートの間口にも余裕を持たせることが大切です。
駐車スペースと前面道路との位置関係を考える
駐車スペースの設け方は、前面道路との位置関係で、
- 道路と斜めに設ける
- 道路と平行に設ける
- 道路と直角に設ける
の、大きく3種類に分けられます。
また、車の保有台数や敷地条件によっても変わってくるので、間口と合わせて検討しましょう。
スペースに合わせて車をレイアウトする
車のレイアウトも、スペースに合わせて考えます。
<道路幅が狭い場合>
前面道路の幅員が5m以下の場合は、駐車場の開口部を広げると車の出し入れがスムーズになります。
< 敷地と道路に高低差がある場合>
駐車スペースの周りに土留が要るため、乗降の際に車のドアが土留に当たらないように余裕をとります。
<カーゲートをつける場合>
取り付ける開口部の幅や駐車スペースの奥行などに注意が必要です。
設置する地域の積雪量に合わせて選ぶ
カーポートのデザインは、屋根の支持方法で次の3タイプに分けられます。
<片側支持タイプ>
片側の柱に付いた梁で屋根を支えるタイプで、車の乗降の際に柱が気にならない、すっきりとしたデザインです。
<両側支持タイプ>
両側の柱で屋根を支えるタイプで、安定感を感じさせる左右対称のデザインです。
<両側支持(吊り+置き式)タイプ>
前後のフレームで屋根を支えるタイプで、フレームと屋根を組み合わせて敷地形状にフィットさせられるデザインです。
事前の綿密なチェックが大切!
カーポートは、設置してから失敗に気づくことのないよう、駐車スペースの条件や外構スタイルとのコーディネートなども考慮してデザインを選びましよう。
どうでしたでしょうか。ご参考になれば幸いです。
何なりとご質問にお答えしますのでよろしくお願いします。