引越しに伴う不用品や粗大ゴミの処分をお得に行う方法とは
引越しの際には大量の不用品が発生します。まだ使えそうなものでも、転居先に輸送費をかけて運ぶより、粗大ゴミとして処分して新しいものに買い替えた方が安いということもあります。
手間や時間を考えると、引越しと同時に処分してしまう方がお得なことが多いです。
引越し業者のなかには不用品の処分も受けつけてくれるところがあります。
ただ、引越し業者の不用品回収は、実際の処分を下請けの業者に回すことが多いので、不用品の回収業者に直接依頼するより料金が高くなることがほとんどです。
たとえば、一人掛けのソファーの処分であれば、引越し業者であれば3~5千円程度はかかるでしょう。
これに対して、不用品回収業者に直接頼めば2千円程度に抑えることができます。
不用品が大量にある場合は、交渉次第で費用をいくらか割引してくれることもあります。
行政の不用品回収サービスの方が、安く処分できるのは確かです。ただ、布団やベッド、照明など、引越しのギリギリまで使うものを処分したい時には、あまり現実的な方法ではありません。
行政の不用品回収は、日時が指定されており、直前の回収依頼には対応してもらえないことがほとんどです。
場合によっては1カ月以上前から予約しておかなければならないこともあります。
引越しまで寝具や照明なしで過ごすわけにはいきませんから、引越し直前にまとめて回収業者にお願いした方が総合的に考えるとお得でしょう。
また、新居では新しい家具で生活をスタートさせるのもいいものです。わざわざ家具を買い替えるのは不経済だと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、大型の家具を新居まで運ぶ費用はかなりのものです。
引越し先が遠ければ遠いほど輸送費も高くなるので、それより、引越し前に処分して引越し先で新しいものを買った方がかえってお得になることも多いのです。
それに、大型の家具や家電製品の場合、新居に移った後から買い替えることになれば、新たに搬出や搬入の手間がかかり、新居の壁や床を傷つける危険性も大きくなってしまいます。
引越し前に古いものは処分して、引越しの日に新居に新しい家具が届くように手配すれば、搬入や設置は引越し業者にお願いできますから、大幅に手間が省けます。