独り暮らしで多忙！ごみ屋敷化した部屋をきれいにしたい

今や結婚しない単身世帯が急増し、単身世帯でもゴミ屋敷が問題になっています。
主に働き世代といわれる20代～50代の人に多く誰も管理や注意をする人もいないので、そのゴミ屋敷が長期化してしまいがちになるのです。

仕事が忙しく掃除をする時間がない、そもそもゴミを出したくても朝出す時間がないなどそれぞれに理由はあるものですが、ゴミ屋敷の中で生活していると体調不良や精神的不調も起こしやすくなり仕事を頑張っているのに逆効果になってしまうことも…。

そういえば最近風邪でもないのに喉が痛い、咳が止まらない、身体が痒いなどの症状がある方は、もしかしたらゴミ屋敷のせいかもしれません。
年末年始のお休みにあなたのゴミ屋敷化したお部屋のお掃除もしてみませんか？

単身世界のゴミ屋敷化が問題に！

ゴミ屋敷というと戸建てをイメージする人が多いと思いますが、部屋のなかがゴミでいっぱいになってしまうのは戸建てに限った話ではありません。単身で住んでいるマンションでもゴミ屋敷化してしまうのが問題になっています。

単身世帯といえば会社に勤めている、きちんと仕事についている人が多いはずです。なかには結婚はしているけど単身赴任なんて人もいるでしょう。単身赴任でゴミ屋敷化してしまうのは、誰も家に人を招く機会がなく最初はゴミをそのままにしていたのがだんだんと億劫になりゴミ屋敷化してしまうというパターンです。

食べたカップヌードルをそのままにしてしまう、使った皿を洗わずにシンクに溜め込む、ごみ捨てが面倒になり、ベランダに置いたまま放置してしまうなどそういった生活習慣の乱れによるものです。

また夜勤などの勤務が多い人は毎日の食事がコンビニ弁当になり、ゴミもそのまま、生活習慣のサイクルの乱れがそのまま部屋の汚れに繋がります。最初はゴミが散らかることに嫌悪感があったはずなのに知らず知らずのうちにその生活習慣に慣れてしまい、気付いたら取り返しがつかないことになってしまうのです。

しまいには近所の人から異臭がするなどのクレームでゴミ屋敷化していることに気付くといったパターンもあります。自分で自覚がなくなってしまうのが単身世帯の恐ろしいところです。

ゴミ屋敷を注意してくれる人も、その解決策も自分でどうにかしないといけないので、どうしてもゴミ屋敷化を招いてしまいやすくなるのです。

単身世帯でゴミ屋敷は実はこんなに危険！

単身世帯のゴミ屋敷だと「誰にも迷惑をかけていないのだからいいのでは！？」と思っている人もいるかもしれません。確かに表面上は誰にも迷惑をかけていません。でも、ゴミ屋敷で生活していると実は知らず知らずのうちにあなたの生活にこんな悪影響を及ぼしているかもしれないのです。

（1）体調不良

ハウスダストやカビなどによるアレルギー症状はゴミ屋敷に一番多い体調不良の一つです。部屋の中には食べずにそのままになった食品も多くちらかり、なかにはカビなどの原因となっていることも。ゴミ屋敷で生活していると窓を開けて空気の入れ替えなんてこともしませんし身体にとって不調の原因となるものがまんえんしてしまうのです。のどの痛み・咳・鼻水・目の充血などを引き起こし、なかには喘息などになってしまうことも。

（2）精神的不調

ゴミ屋敷化してしまう人はなんらかの精神的な疾患を抱えている人も実は多いといいます。
家の中が汚れているのに何も感じない=無気力な傾向にあり「抑うつ」などの精神的な疾患を招いている可能性もあるのです。仕事が忙しくストレスが溜まり、自律神経の乱れ、精神的な安定もなく気持ちも病んでしまうとゴミ屋敷から抜け出すことができなくなります。