本当に大変だった2世帯分の遺品整理(体験談)
遺品整理はこんなに大変とは思いもせず
10年ほど前。当時祖母夫婦と祖母の兄が、福岡県の田舎で暮らしていたのですが、祖父と祖母兄の折り合いが悪く、祖父母夫婦を娘である、母が住んでいる近くに引き取ろうかと話していた矢先に、祖母兄が体調を壊し入院になりました。
入院先で様態が悪くなり、突然祖母兄が亡くなってしまったのです。
一連の法要も終わり、祖母兄が住んでいた2部屋分の家具などの処分に、家族は頭を抱えていました。生涯独身で子供もおらず、兄弟も祖母だけでした。
中でも、仏壇が特に大きく、到底どこかに持ってきて使用するなども出来ませんし、処分も簡単ではなく粗末に扱いも出来ないので、困りました。
良い策もないので、とりあえずそのままにして数年経ちました。
その後母が祖母夫婦を引き取りましたが、数年後2人は他界しました。
祖父母の荷物は引き取る際に、処分したものも多くありましたが、引き取り後数年生活すると、荷物だらけになってました。
まずは、祖父母の自宅から家族で片づけ、そして田舎にある祖母兄の遺品整理しようとなりました。
専門業者の手際の良さに感動
祖父母の自宅の遺品整理を家族で行っていたのですが、祖母の日用雑貨品ストック好きが多量のスペースを占めていて、必要品と不用品に分けて置くスペースが確保出来ずに、処理ペースは全然はかどっていませんでした。
日用品を捨てるのはもったいなくて、大人用の紙オムツなどは、施設に寄付しトイレットペーパーやティッシュペーパーなども知人などにもらってもらいました。
ようやく、遺品整理のスタートです。
田舎の家も数年手つかずだったので、ちりやほこりに室内の環境がすごく悪かったです。
とりあえず重要な物を探し、残りの遺品は、親類で引き取り先が見つかったものだけを残し、その他は処分と決めました。
2世帯分の遺品整理に困った私たちは、遺品整理専門の業者さんに依頼することにしました。担当エリアが広く、2世帯を同じ業者さんにお願いできました。
初めに田舎の家からとりかかりました。
難題だった仏壇も、同じ宗派のお坊さんにお願いして、魂を抜くお経をあげてもらい、仏壇もお寺より処分してもらう手配も業者さんがしてくれました。
大きな家具や細々とした物も、次々とトラックに乗せて2つの部屋に電気の傘だけがぶらさがっていました。
翌週、祖父母の自宅に業者さんがやってきました。
違うスタッフの方が3名。手際の良さは変わらずで感動です。
この自宅は賃貸で返却だったので、最後はきれいに掃除まで。壁の汚れまで丁寧に拭いてくれました。
遺品整理は専門の業者へ依頼
こうして、2世帯分の遺品整理が終わったのですが、もしも料金を気にして家族だけで整理をしようとしていたらと考えると、恐ろしいものがあります。
プロにはプロのやり方あり、素人では思いもつかない技もあります。
処分などに数十万円かかりましたが、本当に遺品整理専門業者さんに依頼して良かったと思っています。
整理していると、懐かしいもの、思い出があるものが沢山出てきて、涙ぐむ時もありました。業者さんにお願いして時間が有効に使えたので、家族で昔話に盛り上がりながら、祖父母や祖父兄を思い出す事が出来ました。
このような遺品整理は、代々残された家族がしていかなければなりません。
私がこの経験をして感じたのは、還暦を迎える頃にまだまだ元気なうちに、過剰に物がある時は、後々面倒をかけていまわないように、整理・処分してしておかなければならないなという事です。
信頼できる遺品整理業者さんに出会て、今では良い経験をさせてもらったと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
様々な遺品整理をしなければならない場面がありますね。
このような遺品整理でお悩みの際はお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております。