桑名で遺品整理をしなかった時のリスクについて考えてみましょう
遺品整理の必要性を感じていても、なかなか気持ちの整理がつかず進められないと話す人も少なくありません。遺品整理はいつ行ってもいいのですが、そのままにしておくことでさまざまなリスクが考えられます。遺品整理をそのままにすることで、どんなリスクがあるのか、詳しく説明したいと思います。
■遺品整理をしないとどんなリスクがあるの?
まず、遺品整理をしないことでどんなリスクがあるのか説明していきます。
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- ・賃貸の場合、家賃を払い続けるリスク
- ・固定資産税などの税金を払い続けるリスク
- ・サブスクなどの有料サービスの支払が続くリスク
- ・特定空き家になってしまうリスク
- ・犯罪に巻き込まれてしまうリスク
- ・相続関係に支障が出てしまうリスク
それぞれ説明します。
・賃貸の場合、家賃を払い続けるリスク
故人が住んでいたのが賃貸の場合、退去の手続きをしない限りは家賃が発生し続けてしまいます。また、更新のタイミングだと、自動で更新されてしまうこともあります。契約している銀行口座から引き落としになっていると、家賃分が勝手に引き落とされてしまいます。賃貸に住んでいた場合は、まずは賃貸契約書を確認して退去の手続きを進めてください。ただし、退去時には家のなかにある遺品を片付け、引き渡せる状態にしておかなくてはいけません。そのため、荷物の処分や片付け、掃除などもできるだけ早く済ませておきましょう。
・固定資産税などの税金を払い続けるリスク
故人が一人暮らしをしていた場合、誰も住んでいない空き家になっても「固定資産税」の支払が発生してしまいます。固定資産税の金額は住んでいる地域や家によっても変わってきますが、積みあがっていけば高額な費用になってしまいます。また、固定資産税以外にも都市計画税も対象になりますので、税金を払い続けるリスクがあることも覚えておきましょう。所有している限りは税金が発生し続けるので注意してください。
・サブスクなどの有料サービスの支払が続くリスク
故人が契約していた有料サービスも、支払が続いてしまう可能性があります。口座から自動で引き落とされるようになっていると、気付かないケースも少なくありません。故人の出金履歴を確認するために、クレジットカードの利用状況もふくめて確認しておきましょう。近頃は、サブスクで定期的に届くような契約をしている人も多いので、亡くなっているのに支払い続けてしまうリスクもあるのです。
・特定空き家になってしまうリスク
空き家のまま何年も放置していた場合、特定空き家になってしまうことがあります。このまま放置していると、倒壊の危険性もあり保安上危険となってしまう状態の家や、衛生面に問題があるなど、適切な管理を行っていない建物が対象になります。特定空き家になると、固定資産税が6倍になってしまうこともあるので、ここまで放置するのはおすすめしません。周囲の家にも影響が出ている可能性がありますし、故人にとっても望んでいる状況ではないと思います。特定空き家になってしまう前に、空き家を取り壊すなどの対策を行うようにしておきましょう。
・犯罪に巻き込まれてしまうリスク
亡くなり誰も住まなくなった家は、犯罪のリスクも考えられます。空き巣に入られて、大切な荷物を持って行ってしまうリスクや、ゴミの不法投棄や劣化したコンセントなど火災が起きてしまうリスクも考えられます。また、明らかに空き家と分かる場合、人が住みついてしまうこともあるかもしれません。空き家で出入りがない家は、周囲からみても明らかです。犯罪に巻き込まれてしまうリスクを考えると、定期的に家に出入りするか景観を整えるなど、未然に防ぐための対策も忘れずに行う必要があります。
・相続関係に支障が出てしまうリスク
遺品整理を後回しにしていて、相続に必要な書類が見つからない、見逃してしまうことがあるかもしれません。相続関係は故人が亡くなり10か月以内に手続きを行う必要があります。そのため、この期限を過ぎてしまうと相続ができなくなってしまったり、延滞税が発生してしまうこともあります。遺品整理を後回しにしていても、相続関係の書類だけは一度見直しておく必要があるといえるでしょう。法律で定められていることだからこそ、取り返しがつかなくなってしまうので注意してください。相続の問題は、親族関係にも影響する事だからこそ、早めに確認しておくと安心です。
■まとめ
遺品整理をしないと、どんなリスクがあるのかわかってもらえたと思います。「いつでもいいや」と思われがちですが、片付けの期限が決まっていることもあります。そのため、ある程度計画を立てておき後々早く片づけておけば良かったとならないようにしておきましょう。三重県・愛知県・岐阜県で遺品整理を業者に依頼したい人は「生活総合サービス企業組合」」にお任せください。遺品整理の負担を減らすお手伝いができるからこそ、まずはご相談ください。