桑名で遺品整理を始めるタイミングとポイントとは
両親が亡くなり遺品整理が必要になったものの、どのタイミングで片づけたらいいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。遺品整理のタイミングは、それぞれの状況によっても変わってきます。そのため、まずはいつまでに遺品整理をするべきかを押さえる必要がでてきます。遺品整理のタイミングについて、わかりやすく説明したいと思います。
遺品整理のタイミングはいつ?ケース別に紹介
遺品整理のタイミングについて、どのタイミングがベストなのでしょうか。
一般的には以下のタイミングを目安に行うケースが多いと思います。
- 1.賃貸物件に住んでいた場合は、葬儀後すぐ行う
- 2.施設の退所ルールまでに行う
- 3.役所の手続きが完了したタイミングに行う
- 4.四十九日の法要が終わったタイミングで行う
- 5.相続税のタイミングである10か月以内に行う
それぞれ説明したいと思います。
1.賃貸物件に住んでいた場合は、葬儀後すぐ行う
葬儀・通夜・告別式のタイミングは、亡くなった翌日〜1週間以内に行われるのが一般的です。その時の、火葬場の混雑具合や参列者のスケジュールによっても変わってきます。また、亡くなったあと7日以内に「死亡届」の提出を行う必要があります(葬儀社に任せるケースもある)。そのため、死亡届を出したタイミングで遺品整理に取り掛かる人も少なくありません。特に、故人が賃貸物件に住んでいた場合は、早めに片づけないと毎月の賃料や契約更新料が発生してしまいます。故人しか契約状況を把握していないケースも多いので、事前に確認したうえで、退去に向けて遺品整理を行うようにしてください。
2.施設の退所ルールまでに行う
故人が施設に入居していて亡くなった場合、退所ルールまでに遺品整理が必要になります。施設によっても変わりますが、亡くなってから1週間以内に退所するなど期限が定められているところもあります。施設によっては、空きが出るのを待っている人もいるので、出来る限り早めに片づけるようにしましょう。施設に確認しておき、余裕をもって片づけられるようにしておくと安心です。
3.役所の手続きが完了したタイミングに行う
亡くなったあとの手続きとして、役所に行って行う「社会保険」があります。故人が住んでいた自治体の役所に行き、資格喪失届を出して返却しなくてはいけません。また、「年金」を受給していた場合は、年金相談センターにて受給停止の手続きを行います。他にも、相続関係の手続きで故人との関係を証明する必要があるときは、戸籍謄本を請求しておきます。死亡届が提出できていないと発行できない手続きもありますし、亡くなって14日以内に行う必要があります。役所関係の手続きが済んでから遺品整理を行う人もいます。
4.四十九日の法要が終わったタイミングで行う
すぐに遺品整理をするのは気が引けるのであれば、四十九日の法要が終わったタイミングで遺品整理をするのも一つの選択肢です。仏教の世界では、故人が極楽浄土に行けるかどうかは、四十九日で決まるといわれています。そのため、現世をさまよっているといわれている区切りまでそのままにしておく人もいます。また、四十九日の法要で集まるタイミングで遺品整理を行うケースもあります。持ち家など急いで片づける必要がない人は、四十九日の法要が終わるタイミングでもいいと思います。
5.相続税のタイミングである10か月以内に行う
相続税の申告・納税は10か月以内に行う必要があります。相続税の非課税を超えているときは相続税がかかりますが、忘れると延滞税がかかってしまうこともあります。そのため、相続税のタイミングである10か月以内に行うのも遺品整理の一つの目安です。
遺品整理を始めるタイミングを決めるポイント
遺品整理を始めるうえで、タイミングに迷っている人向けに決めるポイントを紹介します。
- ・期限が迫っていないかどうか
- ・遺品が多く片づけに時間がかかるかどうか
- ・大型の家具や家電はどのくらいあるか(多いと時間がかかる)
- ・片づける人は誰か?遺族がそろうタイミングはいつか
- ・体力の有無やどの程度片づけができそうか
など、総合的に考えるようにしてください。
遺品整理を行うのがご高齢の家族になると、体力にも自信がなくなりますし作業の時間もかかってしまいます。そのため、本人以外にも親族や家族に手伝ってもらわなくてはいけなくなるかもしれません。遺品整理に対応できる人の数や年齢なども踏まえて決めましょう。
まとめ
遺品整理のタイミングは、それぞれの事情によっても変わります。事前にスケジュールを立てておき、いつまでに片づければいいのか期日を決めておきましょう。また、無理に一人で片づけようとせずに、業者や親族の手を借りながら片づけて行くことが大切です。
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