桑名市で「資源ごみ」として回収できるものとは?具体的な出し方と準備方法
桑名市に住んでいる方のなかには「資源ごみ」の出し方で、苦戦している人もいるのではないでしょうか。ゴミのなかでも特に分別が厳しいのが資源ごみですし、住んでいる都道府県や地域によっても回収のルールが違います。
限りある資源を守るためにも、できるだけリサイクルできるものは資源ごみとして回収したいものですよね!今回は、桑名市の資源ごみとして回収できる物や、出す方法、準備や注意点について徹底的に解説していきます。
そもそも資源ごみとは
誰でも資源ゴミの名前は知っていても、資源ごみについて説明できない人が多いかもしれません。資源ごみの回収が始まったのは1990年代に入ってからになり、それ以前はもえるごみ(可燃ごみ)・もえない(不燃ごみ)ごみの区分しかありませんでした。
もえるゴミは焼却、もえないごみは埋め立てて処分するのが一般的だったのです。その頃は日本ではリサイクルに対しての認知度が低く、家庭ごみの量が年々増加したこともあり本格的にリサイクルを考えるようになりました。
もえるごみともえないごみをできるだけ減らして、資源ごみとして収集して再利用する目的があります。限られた資源を守り、地球環境を守るためにも資源ごみとして分別しているのです。特に日本はほとんどのものを海外からの輸入に頼っています。
日本国内では手に入らない貴重な資源を使ったものも多く、そのままもえないごみとして処分してしまうのはもったいないのです。資源ごみとして回収して再利用するために、資源ごみを集めているのです。
ただ資源ごみは捨てる手順も多くやり方に地域差があるので、難しい…と感じている人も多いのではないでしょうか。自分が住んでいる地区町村ではどんな資源ごみが回収できるのか、興味を持ちやり方を覚えることも大切です。
桑名市で回収できる資源ごみとは
桑名市ではどんな資源ごみの回収を行っているのか、説明したいと思います。
・紙類(新聞・段ボール・飲料用紙パック・雑がみ(雑誌やその他古紙など)
・布類(古着・毛布・シーツ・タオル・カーテン・レースなど)
・ペットボトル(無色透明・色付きどちらもOK)
・缶類(アルミ缶・スチール缶)※蓋やキャップが直径7cm以上のもの
・スプレー缶
・カセットボンベ
・ビン類(透明・茶色・緑・黒・水色・すりガラス(口元の色で判断)
次に資源ごみのジャンルではあるものの、桑名市では資源回収できないものを説明します。
・飲料用の紙パックで内側が銀色になっているもの→可燃ごみ
・化粧品の入っていた瓶→不燃ごみ
・汚れの取れないペットボトル→可燃ごみ
・汚れの取れない瓶→不燃ごみ
・ふとん→粗大ごみ
などのルールも決められています。
雑がみに関してはより詳細なルールがあります。
「ラップの芯」「ビニールコート紙」「ワックス加工紙」「粘着物のついた紙」「写真」「合成紙」「防水加工紙」「感熱紙」「カーボン紙」「ノーカーボン紙」「臭いのついた紙」「箔押しされた紙」「和紙(半紙)」「シュレッダーの古紙」などはリサイクルの対象外となっています。
雑がみを大量に処分したい、仕分けが面倒くさい場合は資源ごみとして出すのは難しいかもしれません。なかには個人情報を含むものもありますので、捨てるときは慎重に判断してくださいね。
桑名市での資源ごみの出し方
桑名市で資源ごみを出す場合、月1回のみとなります。指定日の朝8時30分までに所定の回収場所に持っていく必要があります。フレコンに直接入れるため、指定の袋などはありません。
なかには仕事をしていて、指定日に持っていくのが難しい人もいると思います。その場合は、くわなしの「回収場所」に持っていくと回収時間の幅も広がり出しやすくなります。
・桑名市清掃センター 朝8時30分~5時15分まで(搬入は09:00~16:00まで)
住所:桑名市大字東汰上831 電話:0594-22-5350
・桑名市各スーパーの資源物回収場所 ※場所によって回収日や場所が異なる
【月曜日】
・イオン桑名店西側バス回転場
【土曜日】
・一号舘西別所店駐車場
・MEGAドン・キホーテUNY星川店駐車場(南西側)
・生鮮館やまひこ赤尾店駐車場
・F☆MART多度店駐車場
【日曜日】
・MEGAドン・キホーテUNY星川店駐車場(南西側)
・F☆MART多度店駐車場
・寺町通東側遊歩道 ※三八市の日を除く
・長島地区市民センター前駐車場
※すべての場所で年末年始の回収は行っていません。
あくまでも資源ごみを回収する場所になり、他のゴミは回収ができませんので注意!
・クルクル工房 水曜日~日曜日 朝9時~4時まで
リサイクルの推進施設として、令和2年4月1日(水)から実施されました。回収できるのは、主に色瓶を除く資源物、紙製肥料袋、アルミ製品、有害物、スプレー缶、カセットボンベ、小型家電、羽毛布団、ダウンジャケット(ダウン50%以上のものに限る)その他のものに関しては自治体の資源回収にて依頼する形になります。
桑名市で資源ごみを出すときのポイントは
桑名市で資源ごみ回収に出す場合、覚えておきたいポイントについて説明します。
1. 中身を水洗いする
ペットボトルや瓶など中身を出したあとに、水ですすぐなどの汚れを落とした上で資源ごみとして回収に出すようにしてください。汚れがついたままだとリサイクルとして回収できない場合もあります。
水で洗いでも落ちない汚れになると資源ごみとして出すのはおすすめしません。処理施設では減速として汚れているものは取り除くことになっており、選別の段階で取り除く場合もあれば、きれいにするための処理コストがかかってしまうことも。
そのため、簡単でいいので水洗いしてから出すようにしてくださいね。
2. スプレー缶やカセットボンベの中身を出す
スプレー缶やカセットボンベを資源ごみとして出すときは、必ず中を使い切ったうえで穴を開けずに出すようにしてください。中身が残ったままのカセットボンベやスプレー缶を炎天下でさらしてしまうと、保管に適切な温度を越えてしまうこともあります。
もし、中身が使い切れない場合は、「市役所地下1階廃棄物対策窓口」または、「清掃センター」まで直接持ち込むようにしてくださいね。中身が入った状態でそのまま捨てるのは禁止です。
廃棄物対策課:0594-24-1436
清掃センター:0594-22-5350
3. 返却できるものはする
一升瓶やビール瓶などの販売店に返却できるものはできるだけ返すようにしてください。特に飲食店など大量の瓶が出る場合は、一度相談してみてもいいと思います。もちろん、返却が難しい場合は、なかをきれいにしたうえで資源ごみとして出しても問題ありません。
お店によっては返却したビール瓶をきれいに洗ったうえで再利用することもあり、リユース活動の一環にも繋がります。お店によっては「ビールびん保証金制度」を行っていることもあります。
4. ペットボトルは分別して捨てる
資源ごみに出す際に、ラベルやキャップは「プラスチック製容器包装」へ処分するようにしてください。本数が多い場合、少し手間がかかるかもしれません。ただ回収してから分別するのも決して簡単なものではありません。ペットボトルは必ずラベルやキャップを外して資源ごみに出してくださいね。
まとめ
桑名市で資源ごみを出すのに覚えておきたいポイントについてご紹介しました。資源ごみは他のゴミよりも処分が面倒くさいと思われがちですが、毎週決まった曜日に出しに行くなど習慣づけておくことも大切です。もし大量のゴミがあり、処分が難しいようであれば当社までお気軽にご相談くださいね。