疎遠だった両親や親族の遺品整理こそ業者にお任せ
遺品整理をご依頼いただく方のなかには、疎遠で何十年もあっていない両親や親族の遺品整理についてご相談いただくことも少なくありません。
仲の良い両親だったり定期的にあっている家族であればそこまで抵抗はないかもしれませんが、疎遠だと一人で片付けるのも「できたらやりたくないな…」と思う方もいると思います。遺品整理で困ったときこそ、お気軽になんでもご相談いただけますと幸いです。
両親や家族と疎遠なのは珍しいことではない
両親が亡くなった場合、基本的には親族が遺品整理も含め片付けをしなくてはいけなくなります。例えば両親であれば子どもがその対象になりますし、もしくは兄弟や親戚などに連絡があり片付けるようになります。もし親族がいない場合はマンションなどを借りるときの連帯保証人や管理会社が片付けます。
・親に勘当され成人してから一度も会っていない
・もともと親との仲が悪く縁を切っている
・遺産相続で揉めた兄弟と縁を切っていて亡くなった
・両親といえども一緒に生活した記憶がない
・両親が生活保護を受けているので会っていない
・疎遠になった祖父母が一人で亡くなった
など、そのご家庭によってもさまざまな事情があると思います。亡くなったと連絡を受けたものの一人で片付けに行くのは勇気がいり、なかなか決心が付かないと話す方も少なくありません。祖父母の場合は、一度も会ったことがないなんて人もいますし、親戚関係は先に亡くなっていて誰にも頼る人がいないなんてことも。
縁を切っていたんだだから自分でどうにかしてほしいと思う気持ちもありますし、疎遠だったからこそ両親が今どんな生活をしているのか知るのが怖い、若い頃の両親の姿のままのイメージを変えたくないなどいろいろな気持ちが入り交じるものです。
核家族化も進んでいますし両親や親族と疎遠になるのは珍しいことではありません。両親はまだしも、親戚であれば会う機会もなければ疎遠になるものです。親戚の場合は相続人といわれてもとてもじゃないけど、自分ではできないと話されるケースもあります。亡くなったからこそけじめとして遺品の片付けはしなくてはいけませんよね。
疎遠の両親や親戚の家がゴミ屋敷化していることもある
遺品整理や片付けが必要になる場合も、すぐにできる場合もあればゴミ屋敷化してしまっているなど片付けが難しいケースも考えられます。実際に高齢者のゴミ屋敷は年々増えており、若い頃は片付け好きだった人でも年を重ね身体が思い通りに動かなくなったり認知症になったのがきっかけでゴミ屋敷化してしまうこともあります。
疎遠な両親や親族でしかもゴミ屋敷ともなれば、正直お手上げになってしまい業者におまかせすることもあります。ゴミ屋敷の片付けをするのは簡単なことではありませんし、このなかから貴重品を探したり、原状回復して部屋を返却するまで行うのはとにかく時間がかかります。
ゴミ屋敷の中にはハウスダストやゴミ、害虫、害獣などのトラブルが起きている可能性もあります。ゴミを動かすたびにほこりが舞うような環境で片付けるのは大変です。ゴミ屋敷といっても個人の残した大切な遺品の数々ですし、業者に任せてしまったほうがきちんと処分できると考える人も少なくないのです。
実際に自分で片付けていたら全部捨ててしまうようなもののなかでも、本当に必要なものを探し出せるのも業者ならではです。他にも核家族化の影響もあり孤独死で亡くなり片付けを行わなくてはいけないこともあります。片付けられるか不安だな…と迷っている人の場合は家の状態を見てから業者に任せる人もいます。
疎遠な両親や親戚の遺品整理は不用品回収業者&遺品整理にまかせよう
疎遠な両親や親戚だと片付けにいかなくてはいけないと思っていても、なかなか気持ちが乗らず後回しになってしまうことも少なくありません。
例えば故人の家が田舎にあるなど行き来が大変なケースもありますし、仕事がなかなか調整できず片付けにいけないなんて人もいます。特に共働きが増えている現代はいきなり遺品整理といわれても仕事の都合がつかないこともあります。
また、故人によっては急ぎで片付けないといけない賃貸物件に住んでいるケースもあり、光熱費も支払いなどどんどん増えてしまいます。滞納している分があれば支払いの必要もあるなど、とにかく時間やお金もかかるのです。
なかにはそんなに余裕のある人ばかりではありませんよね。できるだけ簡単に済ませたいと思っているものの、他に頼れる親族もいない…。そんなあなたには不用品回収業者がおすすめです。あなたの代わりに部屋の片付けも行いますし、ハウスクリーニングなども対応します。
何度も足を運んで片付ける手間もかからないこともあり、不用品回収業者にご依頼いただくかたも増えています。どうしても片付けなくては…と考えすぎることなくしっかりと遺品の片付けもでき、精神的な負担も減らせるはずですよ。
遺品整理士のいる業者に依頼して安心・安全に
「遺品整理を請け負います」と謳っている業者はたくさんありますが、安心・安全を重視するのであれば遺品整理士のいる業者におまかせいただくのをおすすめします。
生活総合サービス企業組合は遺品整理のスペシャリストだからこそ、遺品のなかにある貴重品を見逃すこともありません。また必要なものや不要なものを瞬時に見分け、しっかりと対応します。何から始めればいいのかわからない人にとってもしっかりとサポートいたします。
立ち会いなしの遺品整理や、立ち会いありの遺品整理のどちらにも対応していますので故人との思い出を大切にしながら遺品整理を行います。遺品整理業者のなかには回収した不用品を違法に売買してしまったり、不法投棄の危険性もあります。遺品を処分するうえで不法投棄をされてしまったら故人の方にも申し訳ない気持ちになりますね。
疎遠だった両親や親戚とはいえ、最後までしっかりと対応してきれいに片付けたいものです。遺品整理を依頼する業者は本当に安心して任せられる相手かどうかを判断したうえで決めるようにしてくださいね。特に立ち会わない遺品整理の場合は業者選びが重要です。