遺品整理の方法と業者への依頼
遺品の整理と生前予約
大切な家族が亡くなった喪失感のなか、やらなければならないことはたくさんあります。葬儀の手配や弔問に訪れた方への対応など、悲しむ間もないほどやるべきことがたくさんあるものです。
遺品整理もそのひとつですが、何から手をつけたらよいのか悩んだり困っているという話をよく耳にします。
大切な家族が亡くなった喪失感のなか、やらなければならないことはたくさんあります。葬儀の手配や弔問に訪れた方への対応など、悲しむ間もないほどやるべきことがたくさんあるものです。
遺品整理もそのひとつですが、何から手をつけたらよいのか悩んだり困っているという話をよく耳にします。
10年ほど前。当時祖母夫婦と祖母の兄が、福岡県の田舎で暮らしていたのですが、祖父と祖母兄の折り合いが悪く、祖父母夫婦を娘である、母が住んでいる近くに引き取ろうかと話していた矢先に、祖母兄が体調を壊し入院になりました。
入院先で様態が悪くなり、突然祖母兄が亡くなってしまったのです。
生前整理は自分が死ぬ前に、持ち物や財産などをある程度整理しておくことです。
自分が死んだ後に、残された親族が大量の遺品整理や相続問題などで苦労をしないようにと、最近では生前にさまざまな整理を積極的におこなう方が増えています。
私の母にとって叔父は大切なたった一人の弟で、何かといつも気にかけていました。
独身で仕事を転々としながら自由に生きてきた叔父は、亡くなる前10年ほどはどこに住んでいるのかもわからない状態で、母はいつもおじの事を心配していました。
高齢者社会に伴い、人口の約1割弱が80代以上となっている日本。
お年寄りが一人暮らしをされていることも珍しくなく、認知症や身体の不調、病気などの理由で体の自由が利かず、部屋の掃除や整理ができず、生活環境悪化に悩む方が増えています。
親族などが亡くなられた時には大きな悲しみと喪失感が待っているものですが、これに加えて、故人の遺品や部屋の片づけや整理などもおこなわなくてはならないため、精神的、肉体的にかなりの負担がかかってしまいます。
私の母方の祖母は、我が家から電車で2時間程かかる離れた公営団地で一人暮らしをしていました。
始めは独身の叔父と暮らしていたのですが、叔父が3年前に亡くなり一人暮らしになっていたのです。
祖母は92歳でしたので病院や施設に入れる様に色々と手配をしていたのですが、性格が合わずにケンカをしたり居づらくなって結局自宅に戻ってしまいました。
私は20代後半の男性です。 4年前に還暦前の母を、2年前に同居の祖父を亡くしました。
母は仕事も趣味も多い活発な女性だったため、遺品は大量に残されておりました。
祖父も昨年亡くなり、私と兄は実家を出ているため現在実家は父1人となりました。
遺品整理を明確にはいつ頃がいいといった時期は決まりはありません。
一般的には、お亡くなりになった方の葬儀を終えて49日以降が一般的だと思います。
しかし、故人がアパートや賃貸住宅に居住されていて物件をすぐに引き払らわなければならない場合など、葬儀後すぐに遺品整理へ取り掛かる必要があります。
前編に引き続き「あとから後悔しない”遺品”の片づけとは」(前編)
1年前に心筋梗塞で父親が急逝した、依頼主さんが言う。