四日市では回収していないゴミの一覧を徹底紹介

四日市市の自治体で回収できるごみもあれば、回収できないごみもあります。一言にゴミと言っても沢山の種類があるからこそ、回収できないごみについても把握しておかなくてはいけません。回収できないごみをそのまま自宅に置いておいたら大変なことになってしまいます。四日市市で回収できないごみにはどんなものがあるのでしょうか。

基本的に販売店（交換したところ）にて相談するもの

処分したいと思っても、四日市市の自治体では回収していないごみも存在します。そのなかでも販売店もしくは交換したお店にて処分を相談しなくてはいけないものも。そのため、購入したときのレシート（履歴）などを残しておき、販売店に確認するようにします。基本的には購入したお客様から処分の相談があったときは、断れない仕組みになっています。

ただ、購入したお店がわからないこともあります。そのときは交換をしたお店もしくは、自治体に相談して処分の方法を相談するようにしてください。通常のもえるごみや燃えないごみなどでは処分できないので注意してくださいね。

また、大型のものを処分するときに、自分で直接持ち込む必要が出てきます。販売店や交換したお店で引き取りに来てくれるのか、また自分で持ち込む場合部屋から搬出ができるのかなども含め確認してください。

特にピアノなどの大型のものは無理に動かそうとしてしまうと、部屋のなかを傷つけてしまう可能性もあります。持ち上げたときに身体を痛めてしまう可能性もありますので、処分するものによっては、搬出からお願いできるところを選ぶようにしてください。

・油類（灯油・ガソリン・オイル類）
・LPGボンベ類
・エレクトーン（四日市市クリーンセンターにもOK）
・オルガン（四日市市クリーンセンターにもOK）
・塗料（少量の場合はボロ布などに染み込ませて可燃ごみOK）
・ペンキ（少量の場合はボロ布などに染み込ませて可燃ごみOK）
・廃油（灯油、ガソリン、オイル）
・ピアノ（四日市市クリーンセンターにもOK）

・エンジンオイル
・オートバイ（原付自転車を含む）
・オートバイのバッテリー（原付自転車を含む）
・原付自転車
・タイヤ

家電リサイクル法対象品目

家電リサイクル法対象品目は自宅用のみが対象となり、業務用は対象外になります。これらの廃棄物から、有用な部品や材料を取り出しリサイクルし廃棄物の減量を目的とした法律になります。

家電4品目が対象になり、処分するときは購入した販売店に引き取りをしてもらいます。（買い替えするお店も対象）お店ごとに引き取り方法が異なるので、事前に確認しておくと安心です。もし処分方法がわからないときは、自治体に回収を依頼することができます。

家電リサイクル法の回収料金は、エアコン990円、テレビ15型以下1,870円、16型以上2,970円、冷蔵庫170以下3,740円、171以上4,730円となり、費用においては違いがあるので確認するようにしてくださいね。もしくは「家電リサイクルセンター」0120-319-640に電話をかけて費用の確認を行うこともできます。

自分で指定引き取り所に持ち込む場合、確認した料金を郵便局にてリサイクル料金を振り込みます。四日市市の場合、「日本通運」と「朝日金属株式会社」にて回収をしていますので、引取に持っていきます。他にも一般廃棄物収集運搬業者に依頼して回収することもできますが、こちらも郵便局にて事前にリサイクル料金の振込が必要になります。

回収した家電リサイクル品は、分解されたあとに金属やプラスチック、ガラスなどの素材に分けてリサイクルを行います。回収したもののままで利用するわけではありません。どうしても処分に手順が必要なのもあり、すぐに処分できない自宅にあり取り外しにくいエアコンやクーラーなどは業者に依頼してしまったほうが安心です。

・衣類乾燥機
・エアコン
・液晶テレビ
・クーラー
・洗濯機
・テレビ
・冷蔵庫・冷凍庫
・冷暖房機器

四日市市クリーンセンターに持ち込む

垂坂町にある四日市市クリーンセンターでは、自治体の一般ごみでは処分できないものはもちろん、通常の家庭ごみや資源ごみなどの一通りの回収を行っています。1回の持ち込みにつき350kgまでは無料で回収してくれるので、覚えておきましょう。

月曜～土曜日まで営業しており、午前8：30～12：00までとなります。午後1時～4時30分まで回収しています。年末年始などは営業時間が異なるので事前に確認しておきましょう。

また、四日市市クリーンセンター以外にも、楠衛生センターがありこちらでも月曜～金曜まで回収を行っています。1回の持ち込みによる無料回収は350kg以下になるので、重さに気をつけてくださいね。どちらを使っても問題ありません。

・金庫（手提げ用は資源ごみ）
・動物の死体
※飼っている犬や猫が亡くなったときは、四日市市クリーンセンターにて処理を行います。専用の火葬炉がありますので、事前に確認するようにしてくださいね。犬一頭1,650円、猫一頭1,100円の費用がかかりますので、一緒に持ち込むようにしてくださいね。

その他

他にも四日市市の自治体で回収できないものがあります。例えば消化器は、自宅のみならず事業所でもよく出るごみの一つだと思います。買い替えの場合は販売店にリサイクルを依頼することもできます。ただし不用品として処分するときは窓口に依頼します。

リサイクルシールのついていない消化器を処分するときは、別途リサイクルシール代が必要になります。また、運搬や保管などに費用がかかることもあるので、この辺りも確認しておくと安心です。

他の処分方法として、郵送で回収を依頼することもできます。事前にゆうパック専用コールに電話をして申し込みが必要になります。そのまま自治体のゴミとして処分できるわけではないので、この辺りはくれぐれも注意するようにしてくださいね。

・消化器（特定窓口に取引依頼）
・注射針、注射器などの在宅医療（医療機関へ返却）
・浴槽（施設もしくは業者の工事が伴うものは不可）

・農業用ビニール（販売店や許可を持った処理業者）
・農薬（販売店や許可を持った処理業者）
・リヤカー（資源物として施設へ）

ごみの不法投棄は犯罪！困ったときは不用品回収業者へ

ごみの処分に困ったからといってみだりにごみを捨てるのは、不法投棄にあたる「環境犯罪」になってしまいます。また不法投棄自体も問題ですが、不法投棄させない工夫も土地の所有者には義務付けられています。

立て札をつける、柵を用意するなどの適正な管理に努めたうえで、不法投棄をさせないようにしなくてはいけません。もし不法投棄をした人がわからないときは、土地の所有者に片付けの義務が課せられてしまうこともあります。もし自分が所有している土地に不法投棄があった場合は、不法投棄通報ダイヤル0120-969-830に電話をかけて相談するようにしてくださいね。